誰にでも「なぜかやる気が起きずテンションが上がらない日」は突然やってきます。仕事やプライベートなど、何をしても失敗続きで落ち込んでしまうことも少なくありません。今回は、テンションが上がらない原因とその対処法などについて詳しくご紹介していきます。
テンションが上がらないとやる気も出ない…
人は日々のテンションに大きく左右されます。
テンションが高いときは前向きな気分で楽しいのに、テンションが下がると途端にすべてのやる気が起こらなくなる経験はありませんか?
「雨が降っている」、「仕事でストレスが多い」など、気分が乗らない瞬間は自分の意思に関係なく突然やってきて、ストレスに感じてしまいます。
やる気がないと、ネットなどにダラダラと時間を浪費してしまい自己嫌悪に陥るという負のループになることもあるでしょう。
今回は、テンションが上がらない原因やその対処法、テンションをコントロールするコツなどについて詳しくご紹介していきます。
テンションが上がらない原因を振り返る
人はなぜテンションが下がるのでしょうか。
仕事や対人関係など下がる原因は人によって異なります。
ここでは、テンションが上がらない具体的な原因について詳しくご紹介していきます。
自分のテンションが上がらない原因を理解し、少しでもストレスを溜めないようにしましょう。
しなければいけないことが多い
気持ちに余裕のある生活ができなければ、やる気が下がる原因になります。
仕事や家事などで忙しい毎日が続くと、しなければいけないことがどんどん溜まっていき、自分の趣味のための時間やぼーっとする時間などが減っていきます。
プライベートな時間が削れることで、疲れが取れずに心の余裕もなくなっていき、次第にストレスを感じるようになるでしょう。
苦手な人が身近にいる
いつも嫌な言動を自分にしてきたり、気が合わない人が職場などの身近な環境にいるとテンションが上がらない原因に繋がります。
特に仕事の場合は自分の意志で苦手な人と距離を置くことが難しく、毎日関わるのが避けられないケースが多いです。
相手のことを考えるだけで気分が下がり、仕事に行くのも憂鬱になりストレスが溜まるかもしれません。
毎日に刺激が足りない
日常には少しの刺激がある方が楽しく感じられるでしょう。
そのため、ただ同じ生活を単調に繰り返している毎日では退屈に感じてしまい、テンションが上がらない原因になります。
安定した生活を求めるのは素晴らしいことですが、それを日々続けてしまうと日常に飽きてくるでしょう。
だんだんと何もやる気が起きなくなり、ストレスを感じる可能性もあります。
テンションを上げるためにできる対処法とは
仕事などで長い間テンションが上がらないままだと、体調を崩したりうつなど心身ともに健康を損ねてしまう可能性もあります。
そうならないためにも、自分に合ったテンションを上げる方法を見つけることが大切です。
テンションが下がるときの対処法をたくさん知っていればいるほど、心が穏やかに保てるようになるでしょう。
ここでは、テンションが上がらないときの対処法や気分を上げる方法を詳しくご紹介していきます。
すぐにでも使えるものばかりなので、ぜひ今日から実践してみてください。
自分を認める・褒める
テンションが上がらないときは、どうしても自分を否定して落ち込むことが多くなってしまいます。
気分を上げる方法として、自分自身をできるだけ励ましたり褒めるようなポジティブな言葉をたくさん投げかけてみましょう。
何度も口に出し自分で自分を認めてあげることで、モチベーションも上がって体も心も活発に動き出すきっかけになるでしょう。
テンションの上がる曲を聴く
曲を聴くだけで、昔の思い出が蘇ったり感情が大きく揺さぶられた経験はありませんか?
このように音楽は、私たちの脳に大きく影響しています。
テンションが下がるときでも、自分のお気に入りの曲を聴くことで気分が自然と明るくなってくるでしょう。
このときの選曲は失恋ソングやバラード系などではなく、前向きでややアップテンポな曲の方がおすすめです。
香りを楽しむ
アロマや花などの素敵な香りは、仕事で重く疲れた心が軽くなったり、リラックスや気分転換の効果が期待できます。
特にハーブティーやアロマオイルは、種類も数多くあり手軽に気分を上げる方法としておすすめです。
その時の自分の気分や用途に合わせて、お気に入りの香りを見つけて試してみましょう。
家族や友達と話す
自分ひとりだけでテンションを上げる方法には限界があります。
そんな時は、気の許せる家族・友達・恋人などに気が済むまで自分の心のうちを語ってみましょう。
テンションが下がるときは溜め込まずに愚痴や悩みをさらけ出すことで、ストレス発散になりすっきりとします。
十分な睡眠をとる
十分な睡眠時間の確保ができないと、頭がうまく働かなくなってきます。
睡眠不足が続けばだんだんと正常な判断をするのが難しくなり、健康にも影響が出てきていつまでたってもテンションは上がらないままです。
バランスの良い食事をとる
栄養のある食材を積極的に食べると、免疫力が高まり健康な体作りをサポートになります。
外食や添加物の多い食事よりも、野菜やフルーツなどのバランスに気を付けて丁寧に食事をとるように気を付けてみましょう。
体の内側からエネルギーが湧いてきて、日々の生活に充実感や満足感を感じやすくなります。
運動をする
日頃から体を動かすことを習慣化させていきましょう。
歳を重ねるにつれて、運動をする機会は大幅に減っていきます。
日々適度に体を動かして体力をつけていくことで自然と気分も前向きになっていきます。
体を整えることは、心を整えることにも繋がるでしょう。
掃除をする
自分の住む部屋の環境もテンションと関係があります。
掃除は今すぐにできる対処法の一つです。
「部屋の乱れは心の乱れ」と言われるように、散らかった部屋の中で生活をしていると、自分の頭も整理できず気分は上がりません。
定期的に部屋の掃除や身の回りの持ち物の整理をすることで、心もすっきりとして気分が上がりやすくなるでしょう。
たくさん笑う
笑顔が集まる場所にいるだけで、幸せな気分に包まれるような感覚になりませんか?
テンションが下がるときこそ、意識的に笑顔でいることが大切です。
笑えるマンガを読んだり映画や漫才を観るなどして声を出して笑ってみると、だんだんと気分も楽しくなってきます。
それが難しければ、まずは口角を上げることから始めてみましょう。
日常に少しの変化を入れる
同じ毎日を過ごすだけでは、なかなかテンションも上がりません。
積極的に日常の中にいつもと違う選択や行動を取り入れてみましょう。
たまにはひとつ前の駅で降りて歩いて帰宅したり、自分では着ない色の洋服にチャレンジするなどです。
ほんの少しの変化を楽しむことで、なにか新しい発見や気付きと出会えるかもしれません。
自分のテンションをコントロールするコツを紹介
テンションを上げる方法をお伝えしましたが、もし自分のテンションを上手に操ることができれば、もっと楽になることでしょう。
気分に振り回されると、私生活にも影響が出てくることもあります。
今後は無駄にストレスを感じなくても済むかもしれません。
ここでは、テンションをコントロールするためのコツを詳しくご紹介します。
気分が乗らない、と思う前に行動する
テンションやモチベーションは、最初は感じなくてもあとからだんだんと上がってくるパターンもあります。
そのため、何かをするときにたとえ気分が乗らなくても、行動に移すことが大切です。
「まずはとりあえずやってみる」という気持ちを意識的に持つようにしましょう。
実際に取りかかってみると、徐々にやる気が出てくる場合が多いです。
自分の気持ちが切り替わるスイッチを作る
「お気に入りの本を読む」、「ストレッチをする」など、なんでも良いので気持ちが切り替わるスイッチのような行動を、自分の中でいくつか決めておきます。
日常の中で取り入れやすいシンプルなものにしましょう。
テンションが上がらない時にそのスイッチがあれば、気持ちにメリハリが付いて、上手にコントロールができるようになります。
ご褒美を準備する
テンションを上げ続けるためには、定期的に自分へのご褒美を用意することが大切です。
大好きなお菓子を食べたり、ずっと欲しかったものを買うなどの楽しみを設けることで、やる気が起きない時に少しでも気分を上げる手助けとなります。
テンションが上がらない現状を打破しよう
長期にわたりテンションが下がる状態は健康に良くありません。
しかし、無理やりにテンションを上げる方法を試して頑張り過ぎても気持ちが辛くなってきてしまうかもしれません。
たとえテンションが上がらなくても、「気分が浮き沈みすることは当たり前」という考えをいつも忘れないことで少しでも気持ちが楽になります。
これから気分が下がるときも、自分に合ったテンションを上げる方法や対処法を取り入れて、ストレスなく過ごしていきましょう。