この記事で解決できる悩み
- プログラマーになるために学歴は必要?
- プログラマーになるためには何から始めればいいの?
- 高卒でもプログラマーになれる方法とは?
荒木
プロアカ編集部の荒木です。上記の悩みを解決できる記事を書きました!
これから紹介する「プログラマーとして仕事するために必要なもの4つ」を理解すれば、プログラミング未経験者の学生でも就職を目指せますよ!
プロアカ編集部では、9 社以上の無料カウンセリング・相談会へ参加し、スクール講師からアドバイスを受けました。
そのため学歴の差を埋められるプロ視点での失敗しないスクール選びを、お手伝いできる内容となっています!
またこの記事では、プロアカ編集部や各スクール講師の視点に偏らないための対策として、現役エンジニアの大塚さんに監修していただきました!
こんにちは、エンジニアの大塚です。皆さんがプログラミングに踏み出せるような情報を発信します!
大塚
多くある情報を整理し、プロのエンジニア・講師の協力のもとで皆様に有益な情報を厳選した記事となっていますので、ぜひ参考にしてくださいね!
ではまず、「プログラマーに学歴がいらない理由と必要なもの4つ」から見ていきましょう!
知っておきたい!プログラマーに学歴不要の理由2つ
新人プログラマーに学歴が必要ない理由2つを詳しく解説します。
すべての企業がプログラマーの採用に学歴を重要視しているわけではないので、あらかじめ確認しておきましょうね!
学歴不要の理由2つ
- 新人研修用のマニュアルがあるから
- 未経験でもOKな採用が増えているから
1. 新人研修用のマニュアルがあるから
企業によっては新人研修用のマニュアルが用意してあり、カリキュラムをこなすことでプログラミングスキルを身につけられます。
大卒だから優秀との原則が成り立ちにくい企業も多いため、学歴は重要視されていません。
新規採用の後に短期間の研修をするIT企業もよく見られ、他分野の企業と比べても見劣りしない整ったカリキュラムで新人教育を行っています。
2. 未経験でもOKな採用が増えているから
必ずしもプログラマーになるために学歴が必要ではありません。
高校生でも成長に見込みのある人材は、ベンチャー企業など成長段階にある企業に雇ってもらえるケースがあります。
そのため未経験だからと諦めずに多くのIT企業のホームページを確認してみましょう。
募集要項に「未経験可」と表記している求人は、他の業界よりも豊富ですよ!
プログラマーの道には有利!学歴がある人のメリット
プログラマーになるために学歴は大きなメリットがあります。
理由は、プログラミングに必要な能力は大学で身につけられるからです。
論理的な思考力を養うレポート作成や、読解力を伸ばせる小論文や文系の授業はエンジニアには欠かせません。
また学校の集団活動は、異なる立場の人とのコミュニケーション能力につながりますよ!
学生からプログラマーになるために必要なもの4つ
プログラマーを目指す人のために、何が必要なのかを以下で紹介します。
何が必要なのか把握しておけば、未経験の学生でもプログラマーになれますよ。
4つの必要なもの
- プログラミングの基礎知識
- 論理的思考力
- コミュニケーション能力
- やる気
1. プログラミングの基礎知識
入社した段階でプログラミングの基礎知識は把握しておきましょう。
なぜなら研修の際にも理解が早く、まったく知らない人よりはスムーズに業務に移れるからです。
「プログラミングはどうやってするのか」や「どんな事柄が可能か」は、聞かれてもすぐ答えられるようにしておきましょうね!
以下の記事にプログラミングの基礎について詳しく記載しているので、ぜひご覧ください!
大塚
プログラミングとは?知っておきたい基礎知識とできること5つ
2. 論理的思考力
論理的な思考力が高いと、仕事を優先度に合わせて整理できます。
納期までにクライアントが指定した期日までに製品を作らなければならないプログラマーの仕事では、必要不可欠なスキルです。
設計や客先の交渉も行うシステムエンジニアにおいて、プロジェクトの進捗にも大きく関わってきます。
たとえば、A君はテストの点数が60点、Bさんは90点という事実があったとします。
そこで「なぜA君はBさんより30点も差がついたのか」を考えられれば、差を埋めるための対策も取れますよ!
また論理的思考は鍛えることもできるので、以下の方法を実践してみてくださいね。
論理的思考を鍛える方法
- 話すときに結論から述べるようにする
→自分の話したいことをはっきりと主張できる - 「なぜ?」を繰り返す
→根拠のある説明ができるようになる
3. コミュニケーション能力
設計された案を元に製品を作る仕事のため、プログラマーは相手の考えをくみ取る能力が求められます。
常にコミュニケーション能力は必要になるので、自分が伝えたい事柄は簡潔にまとめましょう。
そして相手の話を聞いて理解する姿勢を心がけましょうね。
相手に対する共感のみならず、自分の意見も主張してよい方向へ導く点も大事ですよ!
4. やる気
企業に期待される人材になるためにも、やる気は必要です。
プログラマーはトラブル解決の連続で、やる気がないと仕事を続けられません。
実際に面接でやる気をアピールする手段としては、以下の2つになります。
アピールする手段2つ
- 目的を決めておく
→入社後「自分はどうなりたいのか」「何を目的として頑張るのか」など - 成果物を作っておく
→自分専用のアプリなど
成果物については、のちほど詳しく解説しますね!
学生がプログラマーに就職するためのステップ3つ
次にプログラマーになるためにどう行動すればいいのかを把握しておきましょう。
以下で、就職を有利にするためのステップ3つを紹介しますね!
就職するためのステップ3つ
- プログラマーになった後の目的を決めておく
- スクールでプログラミングスキルを習得する
- ポートフォリオを作成しておく
1. プログラマーになった後の目的を決めておく
プログラマーになった先にどうなりたいのか、具体的に何をしたいのかを決めておく必要があります。
なぜなら就職後の目的も明確にしておくと、採用時に自分の「ビジョン」や「やる気」を面接官に知ってもらえるからです。
たとえば「10年後の起業を見据えている」Aさんと「将来世の中の人の役に立ちたい」Bさんがいたとします。
しかしこの二人のうち、採用されるのは圧倒的にAさんで、大きな違いは、ビジョンが明確でやる気が感じられるかどうかです。
企業に認めてもらうためにも、下の例も参考にプログラマーになった後の目的も明確にしておきましょうね。
目的の例
- 10年以内に独立して起業したい
- 3年後にはフリーランスになりたい
2. スクールでプログラミングスキルを習得する
就職を有利にするためには、スクールでプログラミングスキルを身につけることも検討しましょう。
なぜなら、高校生でもスキルがあるに越したことはないからです。
スキルがあれば、就職できる企業の幅も広がります。
そしてスクールで学べば、下の画像のように独学で勉強した場合の3分の1の時間で学習可能。
引用元:侍エンジニア塾
日中は勉強できない学生でも空いた時間に学習できるスクールもあるので、オススメですよ!
学生にオススメなスクールは、のちほど紹介しますね!
大塚
3. ポートフォリオを作成しておく
自分がどこまでのスキルを身につけているのかの証拠として、面接までにはポートフォリオを準備しておく点も重要です。
面接官や採用担当者は、過去の経歴よりも本人の技量をチェックします。
どんなポートフォリオを作ればいいのか迷っている人は、以下の例をぜひ参考にしてみてくださいね!
ポートフォリオの具体例
- 自分の撮った写真やイラストを紹介するポートフォリオサイト
- 今日やることと時間をメモできるアプリ
ポートフォリオを作る際の注意点
- 完成度が低くならないようにする
- ポートフォリオの説明を記載する
- オリジナリティーを出しすぎないようにする
- どんな言語を用いているのか記載する
プログラマーに必要なスキル習得に最適なスクール3選
これから紹介するスクール3社は、いずれも低コストで実用的なスキルを身につけられるオススメスクールです。
スクールによってそれぞれ特色があるので、以下でスクール3選を紹介していきますね!
低コストで学べるスクール3選
- 自分にあったカリキュラムで学習するなら侍エンジニア塾
- 現役エンジニアから指導を受けるならTechAcademy
- 幅広い学習カリキュラムから選びたい方はCodeCamp
未成年の方がスクールに通う場合
高校生がスクールに通う場合、保護者の承諾かつ受講費用も必要になります。
本気でスクールに通ってスキルを身につけたい方は、時間をとって相談しましょうね。
自分にあったカリキュラムで学習するなら侍エンジニア塾
侍エンジニア塾は、自分にあったカリキュラムで学びたい方にオススメなスクールです。
専属講師が受講生に合わせてカリキュラムを組む『オーダーメイドカリキュラム』があり、自分にあった学習を実現できます。
そのため理解度に応じて柔軟な学習ができるので、学生でも安心して学べます。
すでに理解している箇所は省略できるので、時間を有効的に使いたい方にもオススメですよ!
現役エンジニアから指導を受けるならTechAcademy
TechAcademyは、現役エンジニアから指導を受けたい方にオススメのスクールです。
講師は全員現役エンジニアなので、プログラマーなるには何が必要なのかアドバイスももらえます。
また進みたい分野によってコースが分かれているので、どの言語を学べばいいのか悩むこともありません。
そのため進みたい分野のスキルを効率よく身につけたい学生には最適ですよ!
空いた時間に勉強したい人はCode Camp
CodeCampは、空いた時間に勉強したい方にオススメのスクールです。
レッスンを受けられる時間が、7:00〜23:40と業界でもっとも長いので、日中は勉強ができない学生でも夜など空いた時間に学習できます。
またオンライン完結での受講になるので、地方住みで教室に通うのが難しい方にも最適。
チャットで何度でも質問ができるので、疑問点をすぐに聞ける環境で学習したい学生にはオススメですよ!
就職がすべてではない!在宅プログラマーの働き方2つ
プログラマーといっても就職がすべてではなく、在宅勤務で安定収入を得るのが可能です。
以下で、在宅プログラマーの代表的な稼ぎ方2つをそれぞれ紹介しますね!
在宅プログラマーの稼ぎ方
- フリーランスとして独立する
- 業務委託として仕事をする
1. フリーランスとして独立する
自分で案件を取ってきて仕事をするフリーランスは、仕事とプライベートを両立させたい方にオススメの働き方です。
ただしプログラミングを学んだからといってすぐに稼げるわけではないので、はじめはIT企業に就職して自分の経験値を上げてから独立することをオススメします。
仕事の実績や人脈があったほうが、よりスムーズに案件を見つけられますよ!
メリット
- 自分で仕事を選べる
- 自分の好きな時間・場所で仕事できる
- スキルさえあれば、高い案件で高収入を得られる
デメリット
- 仕事とプライベートとのメリハリのつけ方が難しい
- 保証制度がなくなる
→保険証がなくなるので、病院代が高い - 確定申告を自分でしなければならない
※確定申告とは、税金を納めるための手続きのこと。
2. 業務委託として仕事をする
2つ目に、業務委託として仕事する方法もあります。
プログラマーの業務委託契約は、顧客が指定した通りの成果物を納品して報酬を受け取ります。
また業務委託は採用されたら長期契約が多いので、在宅で仕事をしながら安定した利益を得られますよ!
そのため自宅などで働きたいが自分で案件を取ってくるのが難しい方には最適。
案件の獲得方法は、顧客が集まりやすい仲介サービスの利用が一般的ですよ。
メリット
- 自分の専門分野の業務のみ行える
- 自由な時間や場所で働ける
- 安定した収入を得られる
デメリット
- 労働基準法が適用されない
- 仕事は自分で見つける必要がある
- 確定申告を自分で行わなければならない
プログラマー就職したい方必見!企業選びのポイント2つ
学生は社会経験がなく、会社を見極めるのが難しいので、プログラマーにオススメな会社を選ぶ際のポイントを2つ紹介します。
求人を探す際に、ぜひ参考にしてみてくださいね!
企業選びのポイント2つ
- 部長クラスが技術者出身かどうか
- 自社製品の開発をしている企業かどうか
1. 部長クラスが技術者出身かどうか
部長クラスがエンジニアとして現場経験があるのかを確認すると、プログラマーが働きやすい職場を見つけやすくなります。
なぜならプログラミングをよく知らない上司では、現場の認識とずれた判断をしてくる可能性があるからです。
IT企業の全員が技術畑とは限らないので、社風や働き方と合わせて内情を確認しておきましょうね!
2. 自社製品の開発をしている企業かどうか
自社製品を作っている企業は他に負けない強みを持っているので、プログラマーが成長しやすい恵まれた環境です。
とくに将来起業を考えている方やフリーランスとして独立したい方には、長く役立つ経験のために最適といえます。
学生であればインターンから入るのも有効で、スクールで学べば未経験でも採用してもらえる可能性はありますよ!
学歴がない人もプログラマーを目指す価値はある!
上記で紹介した『プログラマーとして仕事するために必要なもの4つ』を理解していただくと、今後はプログラマーになるためにスキルを習得できます。
そして学生でもプログラマーを目指せますよ!
最後にもう一度内容を確認しましょう。
4つの必要なもの
- プログラミングの基礎知識
- 論理的思考力
- コミュニケーション能力
- やる気
低コストで学べるスクール3選
- 自分にあったカリキュラムで学習するなら侍エンジニア塾
- 現役エンジニアから指導を受けるならTechAcademy
- ・幅広い学習カリキュラムから選びたい方はCode Camp
学歴がない人もプログラマーを目指す価値はあります。
記事でも解説したようにプログラマーの採用で学歴は重要視されていないので、スキルを身につけておけば高卒でも就職可能です。
今どんな仕事をしようか迷っている人やプログラミングに興味のある人は、収入の高いプログラマーをぜひ目指してみてくださいね!
『プログラマーに必要な4つのもの』について理解できたら、次に『【現役エンジニア監修】プログラミング未経験から就職する5ステップ』の記事を読んでみましょう!
この記事にはプログラミング未経験者の人でも、スキルを習得して、就職するための方法について詳しく記載しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね!