この記事で解決できる悩み
- Webデザインとプログラミングの違いって何?
- Webデザイナーとプログラマーどちらがオススメ?
- 習得したスキルを仕事に活かしたい!
荒木
プロアカ編集部の荒木です。上記の悩みを解決できる記事を書きました!
これから紹介する「Webデザインとプログラミングの違い」を理解すれば、自分に合っている分野はどちらなのか判断できます。
なぜならプログラミングやデザインにも、向き不向きがあるからです。
プロアカ編集部では、9社以上の無料カウンセリングや相談会へ参加し、スクール講師からアドバイスをいただいています。
そのためプロ視点で、プログラミング・Webデザインにオススメなスクール選びをお手伝いできる内容となっています。
Webデザインとプログラミングの違いとは?項目3つを比較
Webデザインとプログラミングの違いを把握すれば、それぞれの特性を正しく理解できます。
どちらかへの転職を考えている方のためにも、以下で3つの違いを解説しますね!
違い3つ
- 仕事内容
- 年収
- 案件数
1. 仕事内容
同じIT関係の仕事でも、Webデザイナーとプログラマーでは仕事内容が異なります。
なぜなら担当する分野が別であり、求められるスキルも違うからです。
たとえばWebサイトの配置などを決めたいと思ってプログラマー求人に応募すると、ミスマッチになる恐れがあります。
それぞれの違いを知っている方も、あらためて確認してみてくださいね!
Webデザイン
Webデザインは、Webサイトの構成やボリュームを決めます。
依頼主の要望をもとに、Webサイトの全体像を考えて、装飾・色・配置を定めた後に、HTMLなどのコーディングに取り掛かります。
Webデザインは、デザイン力だけではなく、コミュニケーション能力も求められることも特徴ですよ!
プログラミング
プログラミングは、専用の言語を用いてアプリやソフトウェアを作る仕事です。
現代社会ではソフトウェアなどのツールは欠かせないものになっているので、プログラミングの仕事は需要が高まっています。
プログラミングでは「Webサイト制作」「アプリ開発」「ゲーム制作」など、活躍するジャンルは多数あります。
専門性の高い仕事ですが、自分にあったジャンルを見つけやすい仕事の一つですよ!
2. 年収
Webデザイナーとプログラマーの年収は、習得している言語やスキルによって変わります。
なぜなら活躍する人材ほど貴重であり、企業が高収入で雇用しているからです。
企業に必要とされる人材になるためにも、年収の高い言語は確認しておきましょうね!
Webデザイン
Webデザイナーの年収は、正社員、非正規ともに比較的高い収入になっています。
引用元:求人ボックス 給料ナビ
正社員の平均年収は443万円(月給37万円)で、派遣社員は時給1,747円、アルバイト・パートなら時給1,038円の水準です。
そのためWebデザイナーは、日本の年収相場と比べても高い職種ですよ!
プログラミング
プログラミングにも複数種類があり、習得している言語によっても年収が変わります。
株式会社ビズリーチの「プログラミング言語別年主ランキング2018」の発表を元に、年収の高い言語を紹介していきますね。
年収上位5つの言語
- Go 600万円
- Scala 600万円
- Python 575.1万円
- Kotlin 575万円
- TypeScript 575万円
言語を習得しているエンジニアの量によっても、収入は変化してきますよ!
3. 案件数
Webデザインとプログラミングの案件数も、必ずチェックしておきましょう。
なぜなら案件数が多ければ、案件を取ってきて、将来独立も可能だからです。
たとえばクラウドソーシングで高額の案件が豊富にあれば、在宅勤務や副業がしやすくなります。
将来的に独立したい方は、どのくらいの案件数があるのかは、確認しておきましょうね!
Webデザイン
Webデザイナーは、将来在宅で仕事をしたい方に最適といえます。
理由はデザイナーの需要は高まっているため、案件が豊富だからです。
Webデザイナーの求人数
- クラウドワークス:2,410件
- ランサーズ:24,751件
タブレットなどによるインターネット利用の増加によって、Webデザイナーの需要はどんどん高まっています。
そのため将来フリーランスとして働きたい方には、オススメの仕事ですよ!
プログラミング
プログラマーは、Webデザイナーと比べて案件数が多くありません。
なぜならプログラミングは、Webデザインよりも難易度が高いからです。
プログラマーの求人数
- クラウドワークス:1,340件
- ランサーズ:4,257件
Webデザインは個人も発注していますが、プログラミングは、主に企業が発注している場合が多いです。
結果プログラマーよりも、Webデザイナーが豊富な案件数があり、需要が高い状況です。
プログラミングかデザイン!向いている人を解説
プログラミングとデザインそれぞれが、どんな人に向いているのか把握しておけば、選ぶ際の参考になります。
自分がどちらに向いているのか知ってもらうためにも、今から紹介しますね!
Webデザインに向いている人
- デザインだけでなくコーディングも好きな人
- こだわりの強い人
- ものを作るのが好きな人
プログラミングに向いている人
- 集中力が高い人
- 探究心がある人
- 協調性のある人
自分が向いているのかどうかわからなかった方は、以下の記事にプログラマーの適性検査を3つ紹介しているので、ぜひ読んでみてくださいね!
荒木
Webデザインを習得するためのステップ2つ
Webデザイナーとプログラマーではステップが違うので、はじめにWebデザイナーについて解説します。
未経験からでも問題なく学べるので、あらかじめ学習方法を確認しておきましょうね。
Webデザインの学習ステップ
- プログラミング言語の習得
- Illustrator・Photoshopの基礎をマスターする
【前提】Webデザインもコーディングは必要!
前提として、Webデザイナーもコーディングを必要とします。
理由はデザインだけ行うWebデザイナーが、減っているからです。
デザインが完成しても、実装して使いづらかったら意味がありません。
そのため今のWebデザイナーは、HTMLやCSS、またJavaScriptといったスキルも習得している人がほとんどです。
言語については、この後詳しく解説しますね!
1. Web制作に必要な言語の習得
Webデザインでは「HTML」「CSS」「JavaScript」といった言語を習得する必要があります。
以下で、それぞれどんな言語なのか解説しますね!
習得すべき言語3つ
- サイトの骨組みにはHTML
- サイトの装飾にはCSS
- サイトに動きをつけるならJavaScript
サイトの骨組みにはHTML
HTMLとは、Webページの構造を決めるための基本的な言語です。
HTMLでコーディングされているサイトは、「ページのソース表示」のコマンドによって、ソースコードを閲覧できます。
表示されるHTMLの文章は「家の骨組み」にあたる部分で、サイトを新しく作る際には、はじめに骨組みとしてのHTMLが必要ですよ!
サイトの装飾にはCSS
CSSとは、文章などにデザインを付け加えて、見た目を整える言語です。
見栄えをよくする点からスタイルシートとも呼ばれています。
「家の装飾」にあたる部分で、デザイン性だけでなく、見やすいサイトといった機能性が向上するのです。
そのためHTML完成後は、サイトの装飾をCSSで行い、綺麗に仕上げてみましょうね!
サイトに動きをつけるならJavaScript
JavaScriptとは、ブラウザ上でさまざまなアクションをさせる言語です。
Webページのロードが完了したときか、条件を満たしたときに動作します。
たとえば「家に入るためにドアを開けたら自動で電気が点く」といった動きにあたるのです。
また写真が自動で変わるスライドショーなどを作るには、JavaScriptは欠かせませんよ。
Illustrator・Photoshopの基礎をマスターする
Illustratorとは?
Illustrator(イラストレーター)とは、名刺やロゴ、ポスター、チラシなどの制作に最適なルadobe社のツール。
Photoshopとは?
Photoshop(フォトショップ)とは、撮影した写真や画像を細かく編集可能なAdobe社のツール。
実際のデザインや素材作りでは、IllustratorとPhotoshopをよく使います。
なぜならWebサイトの作成における素材作りに、必要な機能が揃っているからです。
Illustratorはポスターのようにはっきりしたイラストの作成、Photoshopは写真の調整で活躍しています。
どちらもWebデザインには必須なので、Illustrator・Photoshopの基礎はマスターしましょうね!
参考書を見ながらひたすら実践
Illustrator・Photoshopは、参考書を見ながら実践で覚えることをオススメします。
あくまでもソフトなので、実際に触らないと使い方は理解できません。
たとえば私の場合、はじめは参考書も見ずに触り、そのあとどんな機能があるのか参考書を見て確認していました。
その方法でも一カ月ほどで基礎はマスターできたので、ぜひ実践してみてくださいね!
段取りよくプログラミングを習得するためステップ3つ
プログラマーに必要な学習プランは、Webデザイナーとまったく異なります。
プログラマーを目指したい方は、どんなステップが必要かを把握しておきましょうね!
プログラミングの学習ステップ
- 目的にあった言語を確認しよう
- プログラミングスクールで学習しよう
- 成果物を作る
1. 目的にあった言語を確認しよう
はじめに自分がプログラミングを始める目的と必要な言語については明確にしておきましょう。
なぜなら自分の作りたいものが決まっていないと、習得すべき言語も決まらないからです。
目的別オススメ言語4つ
- Webサイトの開発
→PHP、JavaScript、Ruby - アプリケーションの開発
→Ruby、Swift、Java - AI(人工知能)の開発
→Python、C/C++、JavaScript - ゲームの開発
→C#/C++、JavaScript、Swift
上記の中から自分にあった言語を見つけて、次のステップに進みましょうね!
言語の難易度については以下の記事に詳しく記載しているので、ぜひ読んてみてくださいね!
荒木
難易度で決める!11種類のプログラミング言語と挫折回避のコツ4つ
2. プログラミングスクールで学習しよう
プログラミングの学習では、スクールをオススメします。
理由は独学では難易度が高い上に基礎までが限界で、専門学校では大きなコストになるです。
引用元:侍エンジニア塾
初心者でも詰まらずに低コストかつ独学の半分以下の時間で学べる方法が、スクールになっています。
学習に向いているオススメのプログラミングスクールに関しては、この後に詳しく紹介しますね!
3. 成果物を作る
基礎を身につけたら、一度成果物を作ってみましょう。
なぜなら成果物を作るのは、学んだ内容のアウトプットにもなるからです。
たとえば以下の例が参考となります。
成果物の例
- 自分の撮った写真を紹介するポートフォリオサイト
- 今日やることを一目でチェックできるアプリ
またあらかじめ成果物を作っておけば、プログラマーに転職する際の面接でも、これまで培ってきた自分の能力を見てもらえますよ!
Webデザインも学べるプログラミングスクール3選
これから紹介する3つのプログラミングスクールでは、Webデザインも学べます。
プログラミングだけではなく、デザインの勉強をしたい方のためにも、以下でプログラミングスクール3選について紹介しますね!
プログラミングスクール3選
- 未経験者からプログラマーになるならDMM WEB CAMP
- 副業で稼げるようになりたいなら侍エンジニア塾
- 好きな時間に学びたいならTechAcademy
未経験者からプログラマーになるならDMM WEB CAMP
DMM WEB CAMPは、未経験者からプログラマーになりたい方にオススメのスクールです。
自己分析に力を入れているキャリアサポートは、受講生一人ひとりにあった就職先を探します。
キャリアアドバイザーが積極的に働きかけてくれるので、受講生の理想や強みを引き出します。
そして適正にあった求人を紹介してくれるので、自分にあった就職先を見つけられますよ!
副業で稼げるようになりたいなら侍エンジニア塾
侍エンジニア塾は、副業で稼げるようになりたい方にオススメなスクールです。
『案件獲得サポート』があるので、受講期間中にも月に10〜15万円程度稼げます。
実際に案件を受けると、講師のサポート付きで依頼品を作成できるので、スクール卒業も安心して案件を獲得できます。
そのため将来副業で稼ぎたいと考えている方には最適ですよ!
好きな時間に学びたいならTechAcademy
TechAcademyは、好きな時間に学びたい方にオススメのスクールです。
自分の好きな時間に学習できるので、普段仕事や家事などで教室に通う時間が無い人でも安心して学習できます。
またオンラインでの学習なので、地方住みで通える教室がない方でも学習可能。
そのため仕事と勉強を両立させたい方には最適ですよ!
必ずチェック!プログラミングとデザインを学ぶ際の注意点2つ
プログラミングを学ぶ際の注意点を把握しておかないと、仕事を始めるまでに失敗してしまう可能性もあります。
リスクを避けるためにも、以下で注意点2つを解説しますね!
注意点2つ
- 目的が曖昧にならないようにする
- 無料スクールでの受講は控える
1. 目的が曖昧にならないようにする
プログラミングスキルの習得では、目的と期限を明確にしておく必要があります。
なぜなら目的が曖昧だと、頑張る理由がわからなくなり、挫折する可能性があるからです。
たとえば目的の例として、以下の通りです。
目的の例
- 1年で自分専用のアプリを作り上げる
- 2年以内にWebデザイナーとして企業に就職するなど
目的を決めたら、達成するための小さな目標を立てて、1つずつクリアするように心がけましょうね。
2. 無料スクールでの受講は控える
無料スクールで学習するのは、なるべく控えましょう。
理由は受講生が望まない形で、就職させられる可能性があるからです。
多くの無料スクールは受講生をエンジニアの派遣会社に転職させ、紹介料で利益を得ています。
お金の節約になるからと安易に無料スクールに飛びつかず、スクール選びは慎重に行うようにしましょうね。
プログラミングもWebデザインも習得すれば武器になる!
上記で紹介した『Webデザインとプログラマーの違い』を理解していただくと、今後はどちらを目指そうか迷うことはなくなります。
そして自分に向いている方のスキルを習得できるようになります。
最後にもう一度内容を確認しましょう。
Webデザイン・プログラミングに向いている人
- Webデザインに向いている人
→デザインだけでなくコーディングも好きな人
→こだわりの強い人
→ものを作るのが好きな人 - プログラミングに向いている人
→集中力が高い人
→探究心がある人
→協調性のある人
プログラミングスクール3選
- 未経験者からプログラマーになるならDMM WEB CAMP
- 副業で稼げるようになりたいなら侍エンジニア塾
- 好きな時間に学びたいならTechAcademy
プログラミングとWebデザインの共通点は、どちらも身につければ仕事の武器になることです。
誰にでもできる仕事ではないので、スキルの勉強をしておくと転職する際に役に立ちますよ!
『Webデザイナーとプログラマーの違い』について理解できたら、次に『需要高騰中の仕事!プログラミングが活かせる職業2つ・メリット3つ』の記事を読んでみましょう。
プログラミングが活かせる仕事はWebデザインだけではないので、焦らずに考えてみてくださいね!